徒然日記
2013年2月分

 日記と言うより、自分の行動記録からの抜粋と日々の雑感です。

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2/28(木)快晴 寒気緩む 外来
 1:00起床。文献チェック他。徒然。7:00病院着。回診他、8:40-13:00外来。16:00帰宅。文献新聞、自転車こぎなど。修理中のプリウス戻った。一瞬の不注意でガレージの壁に接触、10万円の出費。19:00夕食、20:30就寝。幹線道路路面には雪ないが、小径、路地は深いわだちで運転大変。昨年は3月1日から自転車通勤とする、としている。今年はまだそんなレベルではない。

中国の大気汚染深刻化(2) 民主化運動につなげればいい
 中国政府は、大気汚染対策を進めつつあった。実際にはそれほど効果を上げているとは言い難い。それが今回のPM2.5として表れた。

 2006年の全国環境保護会議で温家宝首相は、(1)経済成長を重視するが、環境問題にも取り組む。 (2)環境保護と経済発展を同一歩調で進める。(3) 行政手段、法整備、公害対策手段、知識も輸入する、と言い、従来からの経済成長を前面に出した方針を改める方針を掲げた。また、昨年11月の共産党大会では新たに「エコ文明建設」が強調された。

 実際には、沿岸地区では対策はそれなりに進んだが、内陸部では殆ど進んでいない。
 しかしながら、環境に対する市民の意識はここ数年大きく変わりつつある。環境への影響を心配して、工場建設に反対する運動も各地で相次いでいる。運動の結果建設が中止になった例も出始めている。環境保全に対する市民運動に対して中央政府は寛容であるが、地方行政は懐疑的で抑制あるいは制圧をしている。その背景は地域の役人の既得権擁護と深い官民癒着がある、とされている。

 尖閣問題他のこともあり、半日運動も極度に高まったが最近は下火になった様である。実際に対日問題で実害を受けている国民は殆どいないのに大きな盛り上がりを持った。各地で盛り上がりつつある環境保全の運動は、国土の1/4、国民の半数が被害を被っているし、自分たちにとっても子供達にとっても健康被害が問題になる。

 環境保全に対する要求は誰にとっても切実だし、イデオロギーも関係しない。これらの要求を通じて民主化の求めていけばいい。良い機会だと思う。

 それと、日本の優れた環境保全の技術を売り込む良い機会である。民間レベルで実績を上げていけば良い。アベノミクスにも力となろう。

 日本のPM2.5は欧州に比較して濃度が高いという。中国からの飛来だけではなく国内での排出も関連していると考えられている。これを機会にわが国の大気汚染状況についても情報公開して欲しいものである。


2/27(水)快晴、本当に久々 寒気ゆるみ8度まで 外来
 2:00起床。文献チェック他。徒然。7:00病院着。回診他、8:40-13:00外来。16:00帰宅。幹線道路は脇に高く積まれてはいるが、路面には殆ど雪無し。16:15帰宅、文献新聞、自転車こぎなど。19:00夕食、20:30就寝。

中国の大気汚染深刻化(1) 民主化運動につなげればいい
 中国の大気汚染が深刻な問題となっている。
  1月12日に中国の基準の10倍、 日本の20倍に達する濃度のPM2.5が 、北京などを中心に中国本土の約1/4に広く覆われ、学校の休校、工場の休業、空港閉鎖などが相次ぎ 6億人が影響を受けたとされる。

 私は中国の大気汚染については知っていたが、物質としてのPM2.5について最近まで知らなかったが、中国では慢性的汚染になっている。1月中に北京市内で基準値以下になったのは僅かに4日間しかなかったという。

  原因として自動車や工場の排気、暖房用ボイラー、火力発電所、石炭を中心とする暖房が挙げられる。この日は風が無く、湿度が高かったと言う条件が加わったため著しく高濃度に浮遊したと思われている。 

 秋田にも毎年春先になると中国から黄砂が飛来する。このことからも分かるように、中国の環境問題は直接的にわが国に影響を持つ。だから、中国の原発問題も無関心ではいられない。

 ただ、PM2.5は直径が小さく拡散しやすいために日本でそれほど高濃度にはならないだろう。九州や山陰地方では距離的に影響を受けやすいことから住民に不安が広がっている。PM2.5は直径が 2.5μm以下の微粒子で、肺の奥深くまで入り込み、ぜんそく等の呼吸器疾患の引き金になる。現段階ではこれによって健康被害が生じるなどと言うことは考え難いが、N95レベルのマスクが売れているという。環境庁では近々PM2.5への警報発令、基準を超えた際の行動基準を提示する。

 中国政府は、大気汚染対策を進めつつあった。製造業からサービス業への転換の奨励、公害対策の技術振興策などであるが、今回の汚染で現状の対策はもはや限界を迎えていることが示された。

 具体的に項目として、中国では自動車の増加が見込まれていたが排気ガスの規制は緩かった点が挙げられる。規制強化の世論も高まり、ディーゼルの微粒子硫黄分の上限は現在150ppmであるが、2015年には50ppmに、更に2018年には国際基準の10ppmにする方針を打ち出している。


2/26(火)曇り・晴れ 寒い  外来 クリーニング店経由 
 1:00起床。新聞・文献など。税金の申告の準備など。7:00病院。回診など、8:45-13:45外来、16:10クリーニング店経由帰宅。本読み他、DVD見ながら自転車、19:30夕食、20:30就寝。

秋田の良いとこ、足らぬとこ2013(1) 秋田県の人口、105万人台になった
 本日の魁新聞によると、本年1月1日の時点で県人口が106万人を割った。東北では最も少なく、全国では38番目にあたる。少ない方から、98万人の香川県に次いで<和歌山<山梨<佐賀<福井<徳島<高知<島根と続き、次が秋田県の105万人である。

 東北の中で最も少ないのは分かるが、秋田県よりも少ないのは殆どが関西・四国・九州地方である。秋田県だけが離れた地域にある。関西・四国・九州には地域的に共通した原因があると推定されるが、秋田県の場合は秋田県独自の問題があるためと思われる。

 島根県では知事を本部長とする「人口減少対策本部」を設置しているが、その後も人口は1.3万人減少したという。この様に、対策は困難である。

 秋田県の調査統計課の資料では1999年に120万人を切り、2009年6月に110万人を切った。だから10年間で10万人、年に1万人減少したことになる。130万人から120万人に減少するのに34年かかったことを考えれば急速な減少である。

 県は平成13年に「少子化対策局」を設置した。効果や、如何に?である。
 少子化は原因でなく、県勢の反映である。
 
 県人口の維持あるいは増加に必要なことは、若者を県内に止まらせる事しかない。年寄りに子を産め、死ぬなと言っても無理な話である。若者が出て行くのは秋田で暮らせない、生きていくすべが無いから、と言うことに尽きる。県では婚姻率、出生率を上げたいと言っているが、そんなこといくら言ってもダメで、まず、その年代の人が生きていける環境を作ること、それだけである。

 秋田県の企業誘致の動向はどうなっているのだろうか。最近のデータは分からない。

 目を隣の岩手県に移してみる。平成12年度の岩手県の企業誘致は32件で、それらの新規採用者は1330人と好調、と報じられた(岩手日報2013年2月19日)。1958年のバブル期の企業誘致は68社に上ったが、98年度は3社にとどまった。以降、徐々に誘致数が増えてきている状況にあって12年度はバブル後最高となったという。東日本大震災の復興で急に増えたわけではない。だから誘致されやすい何かがあるのだろう。12年度の誘致企業の内訳は製造業は10社、他はソフトウエア・通信関係・物流という。

 この両県の違いは何だろうか?新幹線網、自動車道路網の違いだろうか。ソフトウエア・通信関係が増えているので、恐らくは別の要因があるだろうと思う。


2/25(月)曇り・暴風 降雪地吹雪様 昼から晴れ 
 1:00起床。録音、文献本読み、文書整理、徒然他。積雪5-6cm、5:20-6:10除雪28回目。7:00病院着。道路状態最悪。車がまっすぐ進まない。7:45回診、8:30-12:30外来、徐々に患者減りつつあり余裕生じた。16:00帰宅、新聞読み、自転車。19:00夕食、20:30就眠。

TPPへの参加(7) 日米首脳会談で安倍首相前向きに、かつ強気になっ
 安倍首相がオバマ米大統領との首脳会談後、TPP交渉に加わる考えを事実上表明した。首相は選挙の公約として「聖域のない条件の場合にはTPPには参加しない」と表現していたが、本心は最初から参加の方向が明らかであった。

 首脳会談の結果、「交渉の余地がないわけではない」との微妙な表現の約束を取り付けた。安倍首相はたがが外れた様に動き始めている。確かに米国に歩調を合わせるとすれば、ゆっくり構えては居られない。TPPに関しては米国との調整では一つの山場を迎えたが、現実には反対を表明している政党もあり、与党の中にも反対者は少なくない。

 TPPは不思議な存在だと思う。
 オバマ政権は今年中にTPPの交渉を終えるつもりと表明している。そうであればもうとっくに条件等が決まってしかるべきであるが、その内容がさっぱり見えない。今回オバマは交渉の余地があると表明したが、如何に大国であるとは言え、後で参加した立場である。米国の一存でTPPの内容が変更出来るものなのか、不思議である。尤も、日本を入れなければ米国にとってTPPの目的は果たせない。

 TPPの流れを振り返れば、最初は環太平洋連携協定=TPPと言った大きな名前を冠するような協定ではなかった。2006年にシンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリの間の小さな貿易連携として発足したのであるが、2009年にオバマがこれに参加する事を表明してから大きく様変わりした。
 何で突然こんな小規模な貿易協定に米国が乗り出してきたかというと、米国もアジア向けの貿易を通じて外貨を稼がなければならならない苦しい事情があることや、日本の参加を得て伸び盛りの中国を経済的に包囲するといった思惑があってのことと思われる。
 
 その後、オーストラアリア、ペルー、ベトナムなどが加わった。しかし、米国としては日本の参加がなければ意義はない。日米間の貿易だけでTPPの70-80%を占めるとさえ考えられているから、当然である。

 結果的に、TPPを主導しているのはオバマということになった。最初の4ヶ国の立場は無きが如くに小さくなった。

 2010年秋に当時の菅首相が、唐突にTPP交渉参加を表明した。農業団体をはじめとして国内の各分野から根強い反対意見がわき上がったが、このときの背景もオバマからの要求だったのであろう。その後、東日本大震災のために検討が棚上げになっていた。
 あれから2.5年、米国との深い同盟関係の構築を掲げた安倍総理にとってTPP交渉参加は経済面でも、防衛を含むリスク管理の面でも欠くことができない懸案である。

 安倍政権は、デフレと低成長からの脱却を最優先課題としている。そのためには国内の消費を高めるほかに、海外との連携を強め、経済を活性化させることが欠かせない。その意味では首相にとっても重要な選択肢であった。

 今後、どのように例外規定を主張していくか、日本の農業政策をどうしていくのか、与野党の意見をどう調整していくのか。首相の正念場は続く。


2/24(日)曇り小雪 飯川病院日直 
1:10起床、徒然、新聞PDF化など。6:00-7:00暴風の中を27回目の除雪。風で飛ばした雪が戻ってきて自分が雪まみれに。8:00飯川病院へ。前が見えないホワイトアウト状態、車直進できずフラフラ、何とか到着。8:30-17:00飯川病院日直、この間、録音・画像データ整理。17:30何とか帰宅、17:00夕食、20;15就寝。
 昨年の今日雪に埋まったホンダ・デルソルを掘り出した。今年はまだまだ厚い雪の下である。

TPPへの参加(6)安倍首相、日米首脳会談へ 安倍首相が日米首脳会談に出発した。
 恐らくオバマはTPPに関しては「聖域なきなら参加しない・・」と言う姿勢の首相に対して何らかの条件を呑む準備をして首相を迎えると思われる。何故ならば、日本抜きのTPPは輸出増加をもくろむ米国にとって実質的経済効果が生じず、魅力がないと思われるからである。一方、安倍首相にとってのTPP交渉参加問題はデフレ脱却、経済活性化のために必須の条件に挙げていると思われる。

 両者の利害は一致している。そのところがむしろ不安材料となる。果たして、両者に都合の良い貿易協定というのはあり得るのだろうか?あるとすればTPP参加の他の国が割を食らうのではないだろうか。
 TPPへの参加すればどういう影響が国内に生じるのだろうか。

 農水省はTPPによって農業収入が4.1兆円も減少する、とか、内閣府はTPP参加は国内の実質GDPを0.5%押し上げる、とか、経済産業省はTPPに不参加ならば10兆円に相当する経済損失が生じ、雇用も81万人減減少するだろう・・などの試算をだしている。

 わが国の国民生活、経済に大きな影響を与えうるTPP参加問題は、国の将来にとって大事な問題だというのに各省庁が勝手な試算している。これは何なんだ!!と思う。我々国民は、話がかみ合わない現状の試算を前にして何を信じたらいいのか分からない。

 ならば、と過去の自由化の話題を振り返ってみる。
 昭和35年に経済復興と共に建築ブームが生じ、木材は高騰して需要をまかないきれなくなった時、国は丸太材について輸入を自由化し関税をゼロにした。結果として経済復興は一層進んだが、日本の林業は致命的影響を受けた。外国産木材はコストの面で太刀打ち出来ず、木材の自給率は20%ほどにまで低下している。林業はすっかり衰退してしまった。植林され見事に成熟した日本の美林は放置され、劣化が始まっている。
 牛肉の自由化が行われたのは平成3年4月であった。当時、自由化によって国産牛生産農家は壊滅的影響を受けるだろうとまで予想されたが、国は米国のゴリ押しを受け入れざるを得なかった。しかし、現実はそうはならなかった。いま日本の各地でブランド牛肉が多数生産されている。牛肉の場合、輸入量が増えたが、その影響で国民は安くなった牛肉を日常的に食べられる様になったからである。日本人は安い肉から高級品まで受け入れ上手に使い分けていることで国内の畜産業は成長を続けている。

 上記のは両極端な話題と思われる。恐らく明日中に首脳会談の結果がもたらされると思われる。多分交渉参加の方向になると思われる。私は今のところTPP交渉参加について反対の意見を持っているが、よく分かっていないから、もある。ただ、交渉参加についてどう対応していくか、考えなければならないと思う。


2/23(土)曇り 夜間降雪4cmほど 
1:00起床、文献・本読み、家内用に用意したMacBookの環境設定中心。
Office2011導入、ATOKなど。徒然他ゆったり過ごす。午後は医学関連の古い蔵書大量に廃棄。室内自転車こぎ、録音整理、19:00夕食、20:00就眠。

食事は健康維持の要(4) 私の食習慣の反省(1) 犬食い
 自分の食事への反省点の第一は食事を楽しむと言う考え方が欠けていたことである。

 私は食事に時間をかけることが嫌いで、犬食いであった。食事が出されるとガツガツと食べていた。犬食いするは英語ではeat like a pig、eat in an ill-bred mannerである。私の食事の例えに持ち出される犬や豚が気の毒である。これが、つい数ヶ月前までの私の習慣であった。
 私は他人と一緒に食事をするのが嫌いである。幸い、昼食抜きだからその機会はとても少ない。だから、人と比較は出来ない。前から家族から早食いを指摘されていたがそう大きく気に留めていなかった。

 それを自覚したのは昨秋の腸閉塞、脳梗塞の入院であった。
 前者の場合は手術4日目から食事が出た。流動食から始まり一日ごとに一段階ずつ固形食になっていったのであるが、腸を切除したわけではなく腹部症状も全くなかった。食事は量的にも少なくて、流動食の場合は1分もかからずに、固形食になってもせいぜい3分くらいと時間がかからなかった。
 後者の場合は入院翌日から減塩の心不全食・高血圧食が出たが1600Kcal/day程度だったらしく、主食は茶碗にホンの少々で、かつ私の理想とする一汁一菜に近かった。この時もせいぜい3分くらいだったのではないかと思う。噛まず,味合わず、犬食い様に食べたことになる。

 食事が済むと廊下にある食器カートにトレイを返却するのであるが、いつも一番先の返却で、看護師達はまだ配膳を終えていない。看護師からは「今日は食事をされないのですか?大丈夫ですか?」と声を掛けられるほどであった。「全量食べました・・」とちょっと恥ずかしげに答えたのであるが、聞いた相手は驚いていた。その反応を見て、私の早食いは異常なのだ、と自覚した。

 良く噛むことは食事による健康維持の秘訣と言われている。 知識としては私もそう思っていた。歯と認知症の関係は神奈川歯科大の山本龍生准教授の研究がある。

 日本では古くから噛むことが健康維持・長生きの秘訣とされ、平安時代から年2回「歯固めの日」の日には固い餅や昆布などを食べる習慣があった。
 私は歯並びが悪い。治療した歯は多いが欠損した歯は一本だけ、入れ歯もないし、ぐらつきもなく、氷を噛んでもしみることもない。これほど恵まれた状況にあるのにその恩恵をムダにしてきた。

 食事に時間をかけないのは長年の習慣である。直ぐにはなおらないのだろうが食事を楽しむ一環として心しておきたいと思っている。


2/22(金)曇り 夜間降雪4cmほど 大曲中通病院外来
1:50起床。文献チェック、徒然など。夜間降雪4cmほどで除雪せず。7:00病院着。回診。8:01こまち、8:45-15:00 大曲中通病院外来、17:00帰宅。新聞チェックPDF化他。19:00夕食、20:00就寝。

食事は健康維持の要(3) 私の食事に対する考え方は幼少時の食卓から
 私の食事に関する考え方を顧みると、食事に関する姿勢は反省すべき点が多々ある。

 食事に対する姿勢は育った環境から影響を受けた。母親が診療所を手伝っていたこともあって、主に住み込みのお手伝いさんが食事の用意をした。貧しい農家の娘であった彼女は質素な食事しか作れなかった。母親も料理は得意でなかった。祖母はこれとは別に祖父のために別に料理を作っていて、時に私にも回ってきたが、食事内容には家族の立場の違い、従業員との間で明らかな差があった。

 我が家の食卓は全員が揃って食べたのだが、家長である厳しい性格の祖父が睨みをきかせており,私など緊張続きでいわゆる団らんはなかった。祖父母は居間の畳の上で,父親と2−3名いた住み込みの看護婦,お手伝いさん等は一段低い台所の板張りの床の上で摂った。時には各人の日常生活について小言もくらった。そのために各人共に食事はサッと済ませて食卓を離れるのが常であった。これが私の小学生時代の食卓であった。当時の田舎はこんなものだったと思う。

 他の家庭のことは知らないが,時に訪れた盛岡の親戚の家の食卓は和やかで暖かかった様な気がする。

 そんなことがあって,私の食事観、食事に対する姿勢は以下のように形作られたような気がする。これが少しづつ形は変わってきているが、基本的姿勢は今でも続いている

■食べられる環境にあることに深く感謝、
■食品として供される他の生物の命に配慮,食品を絶対に無駄にしない,
■食事に不満は言わない、
■食べる前に美味しくなさそうだ,等のネガティブな評価をしない
■過度に贅沢な食事に対しては喜びよりも罪悪感、
■季節にあった食事をとっていれば栄養バランス等は不必要、
■食事には時間をかけない,
■体重増加に関してのみは配慮・・である。

 長い間かかって作られた考え方や習慣はなかなか変わるものではない。食事に関しては家内とも意見は合わない。
 秋田に引っ越しして料理が上手い叔母さんと同居してから、私の食事、食生活は一気に豊になった。「もっと質素に」,「一汁一菜で良い・・」と言い続けたが、あまり取り上げられることはなかった。何しろ、私はそういいながらも出された食事は「無駄にしてはならない」という矛盾した立場で平らげていたから、言動不一致も甚だしかったからである。

 つい先日まで、食事を楽しむ、と言う視点は大きく欠けていた事は確かである。今は少しずつ変えようと努力している。


2/21(木)曇り・降雪、寒波 外来 春風亭小朝独演会
1:30起床。いつもの如く。5:50-6:10除雪25回目。7:00病院着。回診他、8:45-13:30外来。16:00帰宅 。読書、 16:50-17:40除雪26回目。文献読み、18:00県児童会館に、18:30-20:15春風亭小朝独演会、21:00外食、帰宅。22:30就寝。

中嶋嶺雄氏 秋田国際教養大学学長が死去された(2) 
 この度死去された、中嶋秋田国際教養大学学長は2009年8月19日にラジオ深夜便に出演された。
 その放送の中で、「700もある大学の中でも存在価値のある新しい大学を日本につくりたい。地方だからこそできることがあるはず。既存の大学では改革は難しい。白紙の上に線を引くことから始め、思い切ったことをしたかったし、実現できた」と述べていた。

 カリフォルニア大学やオーストラリア国立大学など世界各国の大学で教壇に立ち、東京外国語大学長をはじめ数々の要職を歴任してきた中嶋氏が中心になって秋田国際教養大学構想を練り、初代の学長を引き受けられた。

 私は評価会議を通じて秋田国際教養大学について、中嶋学長について深く知ることが出来たが、この秋田の地でこれほどユニークな大学が誕生したことに心から驚いている。当初は県議会もなかなか認めてくれず苦労されたと言う。構想及び開学当時の寺田秋田県知事、板東副知事は中嶋構想に深く共感され、強力に支持したと言う。国際人である中嶋氏の人脈を背景に、現在は100にも及ぶ姉妹校を持ち、互いに留学生を交換している。

 私は評価会議のあと短時間ながら学長と言葉を交わす時間もあった。ヴァイオリンのことを話題にしたときはとても嬉しそうであった。氏は長野県松本市で生まれ、鈴木メソッドの第一期生で鈴木慎一氏から直接指導を受けたという。常に傍らには愛用の楽器を置いてあったとのことで、同大の特任教授であるヴァイオリニストの渡辺玲子氏と学内で共演されたこともある実力派でもある。ラジオ深夜便ではバッハのブーレを演奏した。

 私は、70代以上のご高齢の方の訃報に接してもそれほど驚くことはないが、この度の中嶋学長が亡くなられた記事に接したときは心から驚いた。2年前までの様子では体型も良く矍鑠としておられた。評価会議の時のさわやかな弁舌、教育に対する深い憧憬、時折見せた厳しい表情等に、私は感銘を受けていた。更に、音楽を愛し、ヴァイオリンを愛しておられたことに親しみを感じていた。私は最近、ちょっと楽器から遠ざかっている。これを機会に学長のように座右に置いている生活にしたいとも思っている。

 惜しい方を亡くされた。ご冥福をお祈り致します。 


2/20(水)曇り、厳しい寒波 外来 職員検診  
0:30 起床。新聞・文献など。家内用に購入したMacBookの調整。6:55病院着。道路は難く凍結して歩くのには危険。7:15回診、8:45-13:50外来。2:00職員検診、16:00帰宅。新聞・文献、自転車こぎ。19:00夕食、8:30就寝。

中嶋嶺雄氏 秋田国際教養大学学長が死去された(1)
 秋田市にある秋田国際教養大学長の中嶋嶺雄氏が14日、肺炎のため秋田市の病院で死去された。76歳であった。

 中嶋学長は現代中国学が専門。英語教育導入の取り組みでも知られた。主な著書に「国際関係論」「日本人の教養」などがある。

 氏は昭和11年に長野県松本市で生まれ、東京外国語大学の学長を経て、平成16年に秋田市に国際教養大学が開学したときから学長を務めていた。

 国際教養大学は全国初の公立大学法人として開学した。
 外国語の卓越した能力とグローバルな専門知識を身につけた人材の養成を目標として、「すべての授業を英語」で行い、「一年間の寮生活と海外留学を義務づけ」、「全世界に公募した教員は大半が外国人」など、前例のないユニークなカリキュラムが注目を集め、全国、海外から教官、学生たちが集まってきている。大学の能力の指標の一つである就職率は全国で常に三指に入り、注目されている。

 私は医師会役員の時に、秋田県関連の法人施設の評価委員会の委員をつとめた。県立の医療機関も数施設含まれることから、医師会を通じて委員会に推薦されていた。一介の医師である私が教育界の評価など出来る訳はなかったが、他の委員のアドバイスを受けながら3年ほど何とか業務をまとうした。

 秋田国際教養大学もその評価の対象となっていた。年度ごとの大学運営計画、その進捗状況の評価、年度ごとの実績の評価会議が行われた。中嶋学長は自ら説明を引き受けられ、明快な口調と論理で大学の方針を示された。私は評価会議の中では主に学生の福祉の面、精神面でのサポートについての質問をした。

 中嶋学長は2009年8月18日ラジオ深夜便に出演され、約50分間にわたって生い立ちのこと、ヴァイオリンのこと、中国の社会制度のこと、新大学創設にまつわる苦労話などをされた。今、この小文をその時の録音を聴きながら書いている。


2/19(火)晴れ、日中寒波緩む 外来    
0:30起床,文献、本読み他、降雪無し、路面はガチガチ。7:00病院着、回診。8:45-12:45外来。余裕があり。書類処理等、16:00帰宅、資源ゴミ大量に梱包。新聞チェック。自転車こぎ若干、19:00夕食、20:00就寝。

安倍政権の経済税策(9):もの作り業界は復活出来るのか(2)
 先進国の中で物価が上がっていないのは日本だけである。

 本来、景気が良くて物価が上がり続けている国への輸出は、デフレ経済の製造業にとってはビジネスチャンスのハズである。何となれば、アイデアと活力があればより低コストで生産出来るからで、製品は景気の良い側が購入するからデフレ状態にある企業の競争力は増すはずである。しかし、実際はそうではない。わが国の製造業界に決定的な問題がここにあるように思える。アイデア欠如?活力欠如、はたまた高価格体質か?
 わが国の大企業による、大量生産商品は将来的にもう明るさは戻ってこないのではないか、と思う。

 今後どうすればいいのか。
 解決は困難であるが企業形態、労働現場の再構築も重要だと思う。
 かつての日本型の雇用制度の中では、定年まで、あるいは終身雇用が当たり前だったから世代を超えた技術技能の継承はうまく保たれていた。しかし、正社員よりも非正規労働者の方が多くなった現在、雇用は不安定で技術・技能の伝承すら困難になっている。また、経験に応じた技能検定資格・免許の習得などが困難で、労働者は技術も資格も身につけられず、使い捨てになっている。
 
 わが国の企業の98%が中小企業に分類されるという。市井の中小企業の職員には高齢者も多い。しかし、生き生きと元気に働いている様子が報じられる。また、日本の企業の特徴は現場力で、現場からの品質改善やアイデア商品、労務環境の改善などが提起されることにもあるとされるが、使い捨て労働者の時代にはそのような活動は期待は出来ない。私が乗っているホンダの1993年のCRX-delSolは1997年まで1万6千台しか生産されなかったが、ボタン操作でルーフが収納されオープンカーになるユニークな構造をしている。社内コンクールの応募作品を会社が市販化したものだという。

 技能を持つミドル層を形成する、より安定した雇用に転換し、大量生産だけでない技術力の結集した製品の生産を続けなければ産業界の安定はない。大企業の下請けの縦型のネットワークの中での持ちつ持たれつ関係では今後の製造業は伸びない。

 アベノミクスでは大企業優先のテコ入れが予定されている。果たしてこれで良いのだろうか。


2/18(月)曇り・降雪 外来なく書類処理
1:00起床、文献・本読みなどいつもと同じ。積雪2-3cm除雪無し。7:00病院着、回診、本日は外来なし。以降は事務処理、カルテ記載、介護保険主治医意見書、紹介状、退院時総括など。新入院患者2名対応。16:00帰宅、路面は昼の降雪が融けシャーベット状でひどい状況。新聞・文献などチェック、19:00夕食、20:30就眠。

安倍政権の経済税策(8):もの作り業界は復活出来るのか(1)
 安倍政権の経済政策はアベノミクスと呼ばれ注目されている。代表的政策は、金融緩和策、財政支出を拡大、成長戦略である。
 今行われている国会審議で各種の質問に答えている首相は生き生きしている・・様に見える。しかし、答弁は核心に触れていない。質問者も深追いしない。それは政治家誰にとっても、政党何処にとってもデフレ対策は喫緊の課題として共通しているからである。首相にとっては追い風になっている。

 アベノミクスが成功するか否かのキーポイントは持続性のある成長戦略にどう取り組むかに集約できる。

 高齢化社会への投資はデフレ脱却に寄与しないのだろうか、と私は思っているが、世間では医療福祉方面への国家負担は国の財政を圧迫しているとして相変わらずネガティブにとらえている。そして、医療・福祉面は経費削減の対象となり、むしろ締め付け方向になっている。現実となったのが生活保護関連費用の減額である。規制改革会議は医療面では負担を下げるために混合診療の解禁などが課題として提起された。

 そんならば、次の手は製造業界へのてこ入れである。

 日本は物作り大国であった。それが日本の経済を大きく支えてきた。その製造業界が、特に5年ばかり前から転機を迎えている。総務省労働力調査によれば、1992年に1600万人を数えた国内の製造業業界で働く労働者は、昨年12月には998万人と6割に減少し、半世紀振りに1000万人以下になった。
 この減少は大きな意味を持つ。製造拠点を海外に移したり、国内企業の活力低下と企業による人減らしによる経営の安定化策が関与していると考えられる。企業の内部留保が豊かにあるにもかかわらずである。最近も大手電機メーカー5社が数千人単位のリストラを発表している。

 製造業界がなぜ縮小しているのか?一般論としては円高のせい?デフレのせい?かと言われているが本当にそうなのだろうか?
 実際には、途上国の産業の隆盛によって、国際競争力に打ち勝って売れるようなわが国独自の製品が少なくなったからではないのか?・・と私は思っている。
 だから、強力なテコ入れが必要であるが、まだ具体案は見えてこない。


2/17 (日)降雪、曇りのち晴 積雪6ー7cm 除雪後体調若干不良
 1:20起床。新聞文献処理、録音データ処理など。夜半から積雪6−7cmほどで7:00−8:00除雪24回目。その後体調不良、寝不足か、微睡後改善した。12:00長女帰横。午後の日差しは春の訪れを思わせる。13:00-15:30TVにて録画映画「フラガール」観る。自転車こぎ等、19:00夕食、20:3就寝。

秋田の雪(6)豪雪地帯向け簡易型屋根融雪対策 福井県の研究所で開発
 私はいつも不思議に思って来たことであるが、大曲等の豪雪地帯では有史以前から豪雪だった筈であるが、住宅に雪害対策がなされている様にはみえない。屋根の傾斜の工夫、無落雪住宅も少ない。雪下ろしの際の命綱の固定装置すらなさそうである。実に不思議である。建築のプロは何しているのか・・と思う。

 屋根の融雪装置として電熱ヒーター方式、自走式自動落雪装置など様々な方法が開発されているが一軒あたり300万円と高価で一般的ではない。
 私は大曲の道路にある融雪パイプを屋根に応用できないのか、と思っていて2月1日のこの欄でふれた。私も雪で悩んでいるだけに雪対策はとても人ごととは思えない。

 この15日の魁新聞で、福井県雪対策建設技術研究所が、温水を活用した屋根用の融雪装置を開発したと報じられた。高齢者が多い山間部で雪下ろし作業の軽減を図るための装置で、低コストで出来る、という。 既に実用化試験も始められている。
 福井県勝山市は県内でも有数の豪雪地域で、一晩で1m以上も積もる事もある。住民の大半が65歳以上で、雪下ろしは必須で、展根からの転落事故もたぴたぴ起こっている。こうした状況の解消に向け福井県の研究所が開発に取り組んで来た。
 方法は水を川や水路からくみ上げ、温水器で温め屋根に取り付けたノズルから散布して雪を溶かす仕祖みで、ボタン一つで作動する。設置費用は屋根面積が約100平方mで20万円程と他の方法にの1割程度で出来るとの事である。

 私がイメージしたのとほぼ同じ様な簡単な装置である。私は水だけでも十分と考えていたが温水ならなお良かろう。屋根の雪下ろしはとても危険な作業である。秋田でも死傷者が毎年でている。この様な装置が秋田の豪雪地域にも普及すれば良いと思う。

 私はこれを福井県の施設が開発したことが大きい、と思う。秋田県の研究施設ではこの様な検討はなされているのだろうか。

 秋田県は日本一の高齢県となった。若者は働き口がなくてやむを得ず県外に出て行かざるをえないが、高齢者の生活も年齢と共に徐々に狭まっていき、やがて、住み慣れた地域に住めなくなっていく。過疎化の一因に積雪期の生活の困難さの問題もある。屋根の融雪装置は過疎化の決定的対策にはなり得ないが、一助にはなり得ると思う。

 私は福井県のこのニュースを見て温かい気持ちになった。


2/16(土)寒波・降雪15cmほど 台所等水回り関連リフォーム打ちあわせ
1:00起床。文献,新聞整理他、録音データ整理一段落、今後は如何に利用するかに移る。夜半から降雪が凄い。15cmほど。7:00-8:00除雪23回目、午前は主として蔵書の廃棄 11:00-12:00台所等水回り関連リフォーム打ちあわせ。午後はメインのオーディオ聴きつつ書斎の整理。本読み、19:00夕食、20:30就寝。

黒チビ(11)の抜け毛:掃除に粘着ローラークリーナーの便利さに初めて気付く

 (わが家の黒チビの近影。
目がないと脱ぎ捨てた私のセーターと
区別付けられない)


 昨年7月、39年間にわたり家事の大部分を担ってくれた賄いのおばさんが北海道の娘に引き取られていった。その存在に慣れきっていた私共にとっては大変な事態であったのだが納得せざるをいなかった。

 彼女の存在は大きかっただけにそのアナを埋めてなんとか乗り切らねばならない。家族内で家事の分担決めたが、私は家の内外の整備と掃除、ゴミ処理、等の清掃関係を中心に受け持つことになった。炊事は免除されたが、時には洗濯も回ってくる。

 わが家では最近2匹の猫を看取ったが、まだ一匹残っている。2005年6月に横浜の路上の車の下でか細く泣いていた黒猫で長女が見かねて拾いあげ、秋田で飼うこととなった黒チビである。

 メスであるが逞しく大きく成長した。先輩が存命中は若干遠慮していた様子も見られたが、今は我が物顔で家中の内外を走り回り、「外に出せ」、「家に入れろ」、「何か食わせろ」・・と大変である。
 黒猫ユーは人に慣れない。可愛がってみようかと不用意に抱き上げると噛みつく。何とか慣れさせようと努力した私はの手は当時傷だらけ、血だらけになった。最近は激しく噛まれることは少なくなったが、油断は出来ない。

 更に問題なのは長毛であるだけに、外から戻ってくると雨の日は泥まみれ、天気が良いと草まみれ、今は雪まみれである。入り口で足止めして拭き取るのだが暴れて大変、家も汚れる。清掃係の立場では気を抜けない。

 それに年間を通しての大量の抜け毛である。一日に何度も見回しては掃除する。先日までは大小の掃除機、取れ難い抜け毛はガムテープを利用して剥がし取っていたが大変な作業であった。
 今月初旬、掃除道具の中に見慣れぬローラーとロール紙を見つけた。粘着ローラークリーナーである。これは便利な道具である。こんな道具があるとは知らなかった。ガムテープよりも幅が広く面白いようにゴミと毛がとれてくる。使い終わった面は簡単に覇がして廃棄出来る。私は目覚めた。

 驚きなのはチビの抜け毛や微少なゴミを取り去るためにゴロゴロやるのだが、その度ごとに私の白髪やゴミが無数に着いて来ることである。掃除機をかけた後も同様である。要するに、絨毯に食い込んだゴミは簡単には吸引出来ないと言うことだろう。
 チビの抜け毛を追っかける毎日であるが、最近、居間の絨毯がとても綺麗になり、満足している。


2/15(金)曇り 大曲中通病院外来
0:50起床。文献チェック、徒然など。7:00病院着。回診。8:01こまち、8:45-15:00 大曲中通病院外来、17:10帰宅、本読み、録音データ整理、19:00夕食、20:30就寝。

北朝鮮核実験(2) アジアの、愚かな一小国
 今回の北朝鮮の核実験については各国が非難声明を出している。聞く耳を持たない相手とは言え自国が置かれている立場は考える糧にはなるだろう。
 一方、国連安保理は、北朝鮮の核実験に対して今回は「重大な行動を取る」と警告していたが今回も無視された。2006年、2009年制裁決議がなされているが効果はどうだったのだろうか。今回のミサイル発射、核実験を実行したあたり、あまり経済制裁は効果は無かったように思う。しかし、今回も対応を速やかにまとめ、追加制裁などを強化すべきである。

 ところで国連安保理はの警告は今迄実質的効果を上げたことがあるのだろうか。イラクの時は、ブッシュ大統領が警告を無視し攻撃を開始している。真に安保理は力があるのだろうか。

 北朝鮮は小型軽量化された原爆を使った、としている。昨年12月には長距離弾道ミサイルの発射実験を強行した。これらの行動は、金正恩第1書記の若さ、経験不足を補うために、一周忌を迎える先代の故金正日の神格化を目的としていると思われる。

 今回のミサイルは射程は米中西部まで届く可能性があると言うし、わが国が射程に入る中距離弾道ミサイルのノドンも大量に保有していると言う。しかし、これらの攻撃兵器は実際には使用は出来るはずがない。もし、これが攻撃の用途に用いられたとき、あるいはそれなりの緊迫のある状況を作った場合には、国の体制が崩壊する覚悟が必要である。北朝鮮の置かれている立場は一層厳しくなった。

 6者協議を再開し、粘り強く打開を探る動きはあるが、もう協議などは重要ではない。対話路線はもう限界だろう。対話すると北朝鮮の要求は一層エスカレートしていく。国民には気の毒であるが、兵糧攻めしかない。

 日本の最も小さな県よりも経済力の乏しい北朝鮮が、国民の生活を犠牲にして核軍備など進めているが、政治思想的にも何らかの正義を求めているという魅力も一切ない。国際的に支持されることはないだろう。

 アジアの小国の北朝鮮は、今回の3回目の地下核実験で、愚かな国という評価が深まった。


2/14(木)曇り・寒波 外来 
1:20 起床。コンピューター関連学習。新聞、文献本読み。7:00病院着、7:45回診、8:45-13:00外来+紹介状、16:00ABS放送局に立ち寄り帰宅。新聞・本読み、19:05長女帰秋、外食。21:15帰宅、21:30就寝。

北朝鮮核実験(1) 彼らの求める国の将来像はなんなのか
 北朝鮮が3度目となる核実験を強行した。相次ぐミサイル発射や核実験には、発足1年の金正恩体制を固める狙いがあると見られる。

 北朝鮮は新体制後何らかの変化が生じるかと微かな期待を持っていたが、今回の核実験で完全に国の実態を曝した。この世代交代こそが体制の有り様を変える唯一のチャンスだったのに、と思う。もともと北朝鮮はエネルギー、食料など、自国の中で対応できないから、独立して生きて行くには周辺国との有効な関係なしにはあり得ない。

 もう一つの方法としては南北統一があるが、ここまで敵対の歴史を重ねていればもうあり得ない幻想だろう。韓国の国民の大多数が北朝鮮の煮え湯を飲まされながら育った年代である。
 だから、独立してというか、孤立してして生きる道になるだろうが、国民が気の毒である。

 北朝鮮は国際的には、現体制、現姿勢を取っている限り、問題にならない低レベルの小国である。自壊していくか、壊滅させられるかは北朝鮮の姿勢にかかっている。
 よく分からないのは、北朝鮮が最終的にどんな国になろうとしているのかである。私の理解を超えている。

 前体勢までは中国との関係をかなり重視してきていたと思うのだが、新体制になってからはこの姿勢にまで変化が見られる。中国側の対応にも最近変化が見られてきている。中国からの食糧やエネルギーが止まれば大変な状況になるだろう。

 今回の核実験は国際的に非難されているが、騒ぎたてるのが目的だから彼らは反応を確かめているだろう。
 しかし、非難するだけではなくこんなことを繰り返していると各国の対応法も変わっていく。だから、逆効果である。
 わが国も変わっていかねばならない。


2/13(水)曇り・時折日差し 外来 
 0:20起床。いつもの如く新聞文献読みとPDF化およびそれらの整理に集中。古いMacFanに目を通して廃棄。降雪なし。5:50ペットボトル廃棄。6:50病院、回診、8:40-12:50外来、比較的余裕。16:00帰宅。録音データ整理、本読み。夕食。20:30就寝。

安倍政権の経済税策(7):医療福祉面の活性化を国際的視野で 
 アベノミクスと呼ばれる安倍総理の経済対策は大きく注目を集めているが、基本は従来の政権がやってきたことと大差ない。なのに、30年ほどもデフレから脱却できていない。先進国のなかでこれほどの期間デフレの渦中にあるのは日本だけである。

 ここで発想を変えて、今まで抑制策のために崩壊しつつある社会保障、医療・福祉の世界へ大幅に投資しては如何だろうか。勿論、国内の少子高齢化対策だけと考えれば単にばらまきになる。目を諸外国に向ければ新たな投資分野になる可能性がある。

 そのわけは、60歳以上の高齢人口が30%を占めている国は今のところ世界中で日本だけであるが、2050年には高齢人口が30%を占める国はなんと60ヶ国以上になる。日本が今味わっている少子高齢化による国力の低下は、今後多くの国が味わう。この高齢化に関しては日本は世界の最先端を行っている。が、対策は後れを取っている。この分野を介しての経済活性化は出来ないのだろうか。

 超高齢化国向きの新しい社会システムを、ノウハウ、物品をわが国が作ればいい。元気な高齢者が生き生きと過ごせるようなシステム、虚弱な高齢者向きの介護・福祉の分野はハード的に、ソフト面でもまだまだ不足である。秋田市はエイジフレンドリーシティ構想を掲げているが、まだ内容が見えない。しかし、発想は理解出来ないわけではない。ただ、高齢者に優しい、としながら横文字のかな標記は高齢者を軽視している、と思う。

 先日の高齢者施設の火災による死亡事故などは高齢者対策の貧しさを現れである。現在の福祉関連の労働条件は悪すぎる。働く条件さえ良くなれば労働力をまだまだ吸収できる。失業率は低下し、若年労働力の減少分は高齢者の活用する。国民所得は増加し、デフレ脱却にも寄与することとなる。

 高齢者の生活を援助する機器等の開発はまだこれからである。高齢者をターゲットとした生活用品などはまだまだ改良開発が求められる。この分野から企業の活性化は十分期待出来ると思う。何しろ、国民の30%以上の市場と考えれば、将来の全世界での高齢者のことを考えれば開発の意義はあろう。

 ただし、最近の新聞雑誌に溢れんばかりの広告が見られる、効果の分からない健康食品とか民間療法の類のことを指しているのではない。


2/12(火)曇り 外来  北朝鮮3回目地価核実験
0:50起床。録音データ整理、本読み他いつもの如く。5:30町内収集所に可燃物ゴミ出し。新聞休刊日。7:00病院着、回診他。8:45-13:50外来。16:00帰宅、新聞他処理、自転車。19:00夕食、20;30就寝。

ネコの話題を2編(2) 秋田県知事に送られたミール PC遠隔操作事件と猫
 

ロシアのプーチン大統領からプレゼントされた
シベリア猫「ミール」を抱く秋田県の佐竹敬久知事
=5日午後、秋田県庁(代表撮影)

佐竹秋田県知事が、ロシアのプーチン大統領がシェパードなど犬2匹を飼う愛犬家と知り、東日本大震災での支援へのお礼と大統領就任の祝いを兼ね、秋田犬の贈呈を申し出た。贈られたのは、昨年4月下旬に生まれたメスで、昨年夏にロシアに渡った。大統領が「ゆめ」と名付け可愛がっているという。

 一方、「ゆめ」の返礼にと、愛猫家として知られている佐竹知事の元に、プーチン大統領から猫が贈られた。猫は昨年8月下旬に成田空港に着いたが、狂犬病予防法の検疫基準を満たしておらず、2月まで空港で足止めになっていた。
 今月5日、駐日ロシア大使夫妻が県庁を訪ね、佐竹知事に猫を届けた。知事はロシア語で平和を意味する「ミール」と命名した。猫は1歳の雄のサイベリアン。グレーの長毛で青い目という。知事は知事公舎で既に飼っている猫7匹と一緒に育てるという。

 ニュースで見たがかわいい表情の猫で、空港で長期間足止めされたにもかかわらず人なつっこい感じであった。猫はかくありなんと思う。我が家のクロ猫「ゆう」は不用意に抱き上げるとかじり付く。えらい違いである。
 知事は「ミール」にはロシア語で話しかけるのだろうか、あるいは日本語を教えるのか?異境の地がストレスにはならないのか?逃げ出したらどうするのか?・・など心配もつきない。今回の交流が北方領土返還問題に結びつけばいい、と思う。


 

誤認逮捕で世間を沸かせたPC遠隔操作事件の容疑者が逮捕された。
 メディアは最初から実名で報道している。容疑者はかなりの猫好きでらしい。江ノ島の猫にマイクロSDカード付きの首輪が見つかったのは今年の初め頃というが、猫を可愛がっている不審な男と乗ってきたバイクが隠しカメラに映っていたことが切っ掛けとなって人物が特定された。思いがけないほどあっけない幕切れになっ。

 パソコンに関しては高度の技能を有する孤独な人物像が浮かんでくる。暗号化が高度でパソコン関連の情報から犯人を絞ることはほぼ不可能と思われていたが、江ノ島で猫との一緒のところを隠しカメラで撮影され、しかも、猫の首輪に決定的証拠となるようなマイクロSDカードが付けてあって揺るぎない物証となっている。

 この超高度のパソコン技能保持の人間像と猫好きの関係は余りにも人間的で、私はちょっと嬉しくなった。私が感じた印象はクジラのような人物だ、ということである。クジラは肺呼吸だから一定時間毎には海面に出て呼吸をしなければならないが、ある種のクジラは水深1000mほどにまで潜行出来るという事で、そんな状況では通常の方法では探索は困難である。この容疑者は、クジラが時折呼吸するが如く、深く深く潜行しているサイバーの世界から、現実のアナログの世界に、猫に、心の安息を求めていたのではないだろうか。その浮上したところの隠しカメラに不用意にも身を晒してしまった、と言うことらしい。

 容疑者が猫好きと言うことで、私が抱いていた容疑者像とは全く異なってしまった。彼に可愛がられ、重要な物件を預けられた江ノ島の猫にも感謝すべきだろう。
 


2/11(月)建国記念日 晴れ曇り寒波 居間掃除とひな人形設置
1:20 起床、新聞、本読みなどいつもの如く。積雪2-3cm除雪せず。早朝からコンピューター関連の勉強と関連雑誌の廃棄。居間整理と掃除とひな人形設置、室内自転車こぎ、新聞、本読みなど、19:30夕食、20:30就寝。

日本語(3)日本語は進化する
 1月28日の、「日本語(1)漢字、ひらがな、カタカナの混在が心地いい」、に対して
「言葉は、常に変化しつつあると思います。時代劇の様な言葉は聞いていておかしいなと思いますが、たかだか200年ほど前までは当たり前の様に、「〜候」などと使っていたのであろう。「ら」抜き言葉を乱れというのか進化というのか現在の言葉を江戸時代の人が聞いたら、乱れていると思うのでしょうか?いかがですか?」という意見があった。 

 私の記載の、「最近は日本語の乱れにも気付く機会が増えてきた。・・」に対するご意見だと思う。言葉は常に変化している。自分が自然に使っている言葉から逸脱した話し方、書き方をされると違和感を持つ。

 言葉は常に進化していると思うが、この世界は理屈が先にあるのではなく実績、広がり、定着があって、それから認知される経過をたどるように思う。国語の正統な文法に則っているか否かは問題ではない。広く使われている実績が重要である。

「ら抜き言葉」については1995年(平成7年)の国語審議会で『改まった場での「ら抜き言葉」の使用は現時点では認知しかねる・・』とされたが、このことは既に一般的に使用されている「ら抜き言葉」は「現時点では」審議会では認知しかねるということ。今後の広がり方を見て決めなければならないだろう、と言う含みを持たせている。

 例えば、「映画を観られる」、「食らべれる」の「られる」は、自発、尊敬、可能、受け身?、を表し、文脈からその意味を読み取るしかない。一方、「観れる」、「食べれる」の様に「ら抜き言葉」は可能の意味を表す。だから、合理的な進化とも取れる。 受け身、自発、尊敬の意味は「ら抜き」では表現出来ない。だから、「ら抜き」にはなるまい。

 金田一晴彦氏は日本語の乱れという考え方に異を唱え、次のような理由から日本語は乱れていないとした。一般的に「日本語の乱れ」と指摘されるような表現は明快さや論理性を高める方向にある。だから、むしろ歓迎すべき変化である、と述べている。更に、全体として見ると、方言も共通語に統一されつつある現代は、「日本語の乱れ」ではなく正しい方向にさえある、と述べている。
 方言が消えていくのは寂しいが、こういう考え方もあるのだと知った。

 兼好法師にも言葉の乱れを嘆く一節があるという。多分、探せば何時の時代の人もそう述べているのではないだろうか。 
 私は「言葉の乱れ」はその表現にとって、広がるか消えていくかの端境期にある言葉なのだと思う。それに親しく接していないから、私など聞いたときに違和感を持ってしまう、ということ。
 以上、コメント致しました。


2/10(日)曇り  飯川病院日直 
1:30起床、医学文献、新聞チェックPDF化など。MacのOS10.8.2関連の条件設定他。夜間積雪5-6cm、6:00-7:00除雪、8:30-17:00飯川病院日直。17:30帰宅、新聞雑誌PDF化、自転車。19:00夕食。20:30就寝。

食事は健康維持の要(2) 食育基本法
 10年以上も前のことであるが、小中学校やPTA等の会合で、子供達の食事と健康に関する内容の講演の依頼があって10回以上講演した。秋田県の中でも県北の学校からの依頼が多かった。その中では保護者に対し、子供達に肥満、脂質摂取過剰などの生活習慣病の予備軍が増えつつあり、食生活の乱れ、運動不足等が要因で、親の世代、子供達の将来は憂うべき状態にあると警告してきた。

 恥ずかしながら、つい数週間前まで食育基本法なる法律があることを知らなかった。

 飽食の時代を迎えた日本で、将来生活習慣病が多発するだろうと考え、その予防対策を検討し、強力に進めたのはあの小泉首相であった。数々の規制緩和を通じてわが国の社会を変えた、あの小泉首相にこの様な実績があったことを初めて知った。
 小泉首相は内閣の発足と共に、食育に関する検討会を発足させ、1953年の『栄養改善法』に代えて、2002年に「健康増進法」を制定した。栄養不足の時代から栄養過剰の時代に替わり法の内容が実態とそぐわなくなっていたからである。
 2005年には「食育基本法」が公布された。この「食育基本法」は、国、地方公共団体、教育関係者、農林漁業関係者、国民に食育の理解と推進について責務を負わせている。

 今考えると、なんであの当時に集中的に食育に関する講演依頼があったが理解出来た。この法律の地域の活動の一環として、地域の保健婦の横のつながりで次々と依頼が来たのだろう。

 この法律は、「国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるよう、食育を総合的かつ計画的に推進することを目的」にしている。
 この中で「食育」の定義としては、■生きる上での基本。知育、徳育及び体育の基礎となる。■「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること、としている。

 この法律が作られた背景には、■伝統ある食文化の喪失、「食」を大切にする心の欠如、栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加、■肥満や生活習慣病、糖尿病など、の増加、過度の痩身志向、■「食」の海外への依存と安全上の問題の発生、が挙げられている。

 「食」をめぐっては、近年ライフスタイルの多様化などに伴って大きく変化した。いつでも、なんでも手に入る様になったことが、むしろ逆作用をして「食」を大切にする心や、伝統的な食文化が失われつつある。
 何事にも共通することであるが、不足なときの関心度は前向きであるが、充足あるいは過剰に供給されるときは後ろ向きとなり易い。今はその時期で、食生活が乱れている。
 子供達の将来のために、食育の重要性は一層増してきている。


2/9(土)寒波・強風 鎌田循環器科内科クリ診療応援 
 1:00起床。徒然。ほかデータ整理。積雪は5cmで融けることを期待し除雪せず。5:45町内ゴミ収集所の掃除当番、昨日であったが強風で今朝清掃した。 8:20-13:00鎌田循環器科内科クリ診療応援、来院患者80人という。慣れない業務で疲弊した。13:30帰宅。居間の掃除他、午睡取る。Mac機能の勉強。19:30夕食、iMacのOS8.02にグレードアップ、これでCloud使用可能となる。22:30就寝。

食事は健康維持の要(1) 今さらながら食事の重要性に気づく
 私は職業柄、食事に対する重要性,栄養の重要性は判っていたが,自分の問題としては関心を殆ど持たず,時には配慮を欠いた食生活送ってきた。食べることに関してはそれほど不足や不満を感じることなく過ごしてきたから、と思う。

 「人はパンのみにて生きるに非ず」という言葉があるが、空腹を満たすだけではなく、その他にも大切なことがある,特に心も満足し無ければならない、と言う意味だと思うのだが,全くその通りだと思って来た。私にとっては食べることは相対的に小さい方であった。

 幼少期は戦後の食糧難の時代であったが、四六時中空腹をかかえていたという記憶はないし,家族内でその様な話題があったと言うような記憶も無い。岩手の片田舎の開業医の家で育ったが広い敷地で、家族や住み込みの従業員が畑を作っていたし、近所の農家から比較的簡単に食材が入手できた。そんな環境で、我が家は食に関してはとても質素に過ごしてきた。

 大学6年間は寮で過ごした。寮の食事は貧しかったが,三食とも確保されており、食事のことを心配することはなかった。そうは言っても、時折の暖かい手作り料理の魅力には抗することが出来なかった。私は食事で釣られてしまった。
 子育て期からは秋田で過ごしたが、料理上手な賄いの叔母さんと同居した事で、私は食事のことを殆ど気にしないで自分のことに集中できた。むしろ、もっと簡素な食事にして欲しいと言い続けてきた。かつて両親が秋田に来たとき、「秋田では毎日お祭りのような,こんな食事をしているのか?」と驚いていたが、確かに秋田の食生活は私の育った隣県より豊かであった。

 私は40代から昼食抜きの2食とし、50代から定年退職までは夕食のみの1食にしていた。肥る傾向にあったし、食後のけだるさが嫌だったから、食べるのが面倒だったから、であった。

 最近、時間的に余裕が出来たこともあって、食事・栄養に関しても本を読んで勉強している。
 顧みて、私の食事に関する姿勢は反省すべき点が多々あった。私の食事に対する姿勢は食べられることに感謝の念はかなりあって、この点は自負しているのであるが、犬食いと言われても仕方がないような食べ方であった。
 食事を楽しむ、と言う視点は大きく欠けていた。


2/8(金)寒波再来、吹雪、曇り・降雪 大曲中通病院外来 イーストアイ初めて見た
1:00起床、徒然。新聞・データチェック。強風・寒波、積雪2-3cm、除雪不要。7:00病院着、回診、7:20-7:50タクシー待ち、冷えた。8:01こまちは強風のために徐行運転、30分の所を1時間10分かかって到着。9:10-15:00大曲中通病院外来。下りのこまちは20分遅れで運行。この間にJR東日本の電気軌道試験車のE926型イーストアイが入ってきた。鮮やかな赤色のこまち型の車両で美しい。17:00帰宅、本読み、新聞切り抜き、自転車、19:00夕食、20:30就眠。MacG4現役引退 ハードディスクだけ残し現役引退 

MacG4 ハードディスクだけ残し現役引退
 
上記の大きい方のパソコンは2001ー2011年夏まで用いていたPowerPC G4(450)である。今月、ついにリタイヤさせることとした。

 左側のは息子から譲り受けたMacMiniである。これら二つは製品として10年ほどの開きはあると言え、筐体はG4が15Kg、MacMiniはわずかに1.3Kgと、このサイズの違いは驚きである。しかも、miniの方は10倍以上の機能アップを果たしている。

 私はちょっと時間が空くとパソコンに向かい、 情報収集、 文章書き、PDF化した新聞や書籍を読んだりとパソコンを離すことはない。この徒然などは一気に書き上げることは殆ど無く、10分、20分の余暇を利用しての細切れ文章をつなげている。 
 
 だから、いろんな所にMacを置いてある。
 自宅では居間にiMacとPawerBookG3、書斎にMacMini。病院医局にもMacMini、週末に日当直の勤務がある飯川病院にPawerBookG4を置いてある。何れもdualモードで広い画面で快適に用いている。どれかが不調になったときの補助として自宅にPowerPC G4(450)と病院に講演用にiBookG4を残してあった。

 昨年4月から毎週金曜日に大曲中通病院の外来を手伝う事になった。自宅に残してあったPowerPC G4(450)を運び診察机の下にセットした。10ヶ月間頑張ったがやはり機能が十分と言えず、先週ついにリタイヤさせる事とした。代わりに講演用のサブ器種のiBookG4を持ち込んだ。

 Windowsについてはよく分からないが、Macはパソコンとしての寿命は短い。処理能力はモデルチェンジのたびに早くなり、OSもリニューアルしていく。古い機種は時代に取り残されていく。そんな中でこのPowerPC G4は10年ほど私のメイン機種として頑張ってくれた。

 メモリー増設、故障したハードディスクの交換も自分でやったし、冷却ファンの騒音を低減するためにファン回路の電圧を下げたり、内装用Zipを取り付けたり・・・といろいろ手を加えた。そんなこともあってとても愛着があった。これ以降の機種は余りにも緻密すぎてもう自分で手を加えることは不可能である。

 これで大型のデスクトップ機種は身辺から消えた。ハードディスクだけは外した。適当なケースを見つけて外付け用として利用しようと準備中である。


2/6(水)曇り 外来 
1:00起床。新聞チェック、徒然。降雪無し。7:00病院着、回診、8:40-14:00外来。紹介状総括、講演関連等処理。16:00帰宅、再度降雪。17:45Castle。18:20-19:10講演。21:00帰宅、21:20就寝。

安倍政権の経済税策(6):成長戦略として医療福祉面の活性化を 
 金融緩和策と大幅な財政支出、すなわち紙幣の増刷によって2%の物価上昇は恐らく達成出来るだろう。しかし、安倍総理の経済政策が成功するかは経済の活性化が必要である。要するに、国民がお金を遣わなければ、また、企業が明るい展望を信じて内部留保を活用し、対外的に打って出ればうまく行くだろう。企業の内部留保はアイデアがなければいずれ消滅していく。タンス貯金は物価上昇と共に目減りしていく。

 今までの政権は30年以上も前から社会保障の国家負担は国の財政を圧迫しているとして低医療費政策を敷いてきた。結果として社会保障、医療・福祉の世界は崩壊しつつある。安倍首相の経済政策は注目を集めているが、ザッといってみれば従来の政権と同じくば公共事業関連へのばらまきであり、医療・福祉面面は経費削減の対象となり、むしろ締め付け方向になっている。

 私は、この高齢化に伴う社会保障分野にたいする投資こそが、国内の経済の活性化に公共事業以上に適しているのでは?と思う。

 日本は今後、人口減と少子化のために急速に対外的影響力を失っていく。医療関係者、社会福祉の関係者であれば誰でも不安を持っている。政治家だってそうだろう。国民自体が自分たちの老後は一体どうなるのだろうかと漫然とした不安をかかえているはずであろう。他人が何を考えているのか分からないが、少なくとも私はそう考えている。

 日本は、かつては物作りの分野ではアイデアと技術力で、世界中のリーダー的存在であり、日本製品は世界の隅々にまで浸透していた。現在でも最先端分野や特殊な技能を有する分野では同様であるが、日本が開発した多くの技術・知見の分野は発展途上国が学び取り、安い人件費のもとで急速に成長し、日本の市場を奪ってしまった。この様な状況の中、日本の企業が失った市場を取り戻せるのだろうか?私は無理ではないか?と思っている。だから、安倍首相の経済政策に不安を持つ。

 60歳以上の高齢人口が30%を占めている国は今のところ世界中で日本だけである。
 ところが、国連人口基金の予想によると2050年には高齢人口が30%を占める国はなんと60ヶ国以上になる、と言う。 この国の高齢化、に関しては日本は世界のリーダー的立場にあると言うことが目の前に燦然と輝いている。この分野を介しての経済活性化は出来ないのだろうか。


2/5(火)曇り・晴れ 寒波緩む 外来 中国尖閣でレーダー波照射で緊張
1:20起床。本読み、文献チェック。7:40病院、回診、紹介状、総括など業務。 8:40-13:00外来。 16:00帰宅、寒波緩み、路地を含めかなり雪は融けた。本読み、自転車など。19:00夕食、20:10就寝。当院のインフルエンザ集団感染で記者会見があったらしい。

安倍政権の経済税策(5):成長戦略として医療福祉面の活性化はダメなのか? 
 安倍政権の経済政策が動き出した。代表的政策は、金融緩和策、財政支出を拡大、成長戦略である。

 安倍政権の経済政策に関しては期待と不安が相半ばという所であろう。
 市場はとりあえず活性化の兆しが垣間見られており、円高傾向、株高傾向にあるが、これはいつまで続くであろうか。経済の現場にいる専門家達は必ずしも先行きをバラ色と思っていないようだ。

 金融緩和策と大幅な財政支出、要するに紙幣の発行によって貨幣の価値は相対的に低下するから、論理的に言って物価は上昇する。2%の物価上昇は達成出来るだろう。しかし、この経済政策のキーポイントは、財政支出分の金が市場に流通すればの話であり、企業の内部留保、国民のタンス貯金に回れば何にもならない。それ以上に、失敗すればしっぺ返しのように著しいインフレがを来して事態は今より一層悪化することになる。米国の政策の歴史にその前例がある。

 安倍内閣の支持率は今のところ66%ほどだという。
 これが単なるイメージ感覚での支持であれば何にもならないが、阿倍首相の経済対策に意義を認め、自らも経済活性化の一翼を担うつもりがあっての支持ならば、即ち、タンス預金の一部を経済活性化に役立てよう、そんな気持ちを持っての支持率であれば、デフレ脱却に有効に作用するであろう。安倍首相の政策を信用し、国民がお金を遣わなければ生きてこない。

 ところで、成長戦略として安倍内閣が上げているのは大型の公共工事への投資と大企業の活性化である。しかし、これは歴代政権がずっとやり続けてきたことではないか。そんな、道路や橋やダムを造ってもそれが前向きの投資になるのだろうか??企業側に果たして対外的に打って出るような、市場を活性化する様なアイデアがあるのだろうか?その成果は大きいのだろうか?疑問である。
 
 高齢化社会への投資はデフレ脱却に寄与しないのだろうか。安倍首相の経済政策の中では医療・福祉面面は経費削減の対象となり、むしろ締め付け方向になっている。この高齢化にたいする投資こそが国内の経済の活性化に適しているのでは?と思う。


2/4(月)曇り・晴れ 寒波緩む 
1:00飯川病院にて起床。本読み、文献チェック。6:15患者急変、7:00検食、7:30主治医来院、中通病院に移動、久々外来フリー、紹介状、総括など業務。16:00新規入院あり。18:00帰宅、寒波緩み、駐車場や路地の路面シャーベット状。本読みなど。夕食、20:40就寝。

犬の話題 忠犬ハチ公をめぐって両論がある
 忠犬ハチ公は、死去した飼い主の帰りを東京渋谷駅の前で待ち続けたという美談で知られている。渋谷駅前には銅像が設置されている。  犬種は秋田犬で現在の大館市で生まれたことで大館市は「ハチ公生誕の地」として、ハチ公に関連する活動を多く行っている。

 ハチの飼い主は渋谷に住んでいた教授で、大変な愛犬家で、いつも渋谷駅までハチを伴っていた。ハチを飼い始めた翌年、教授は急死した。ハチは毎日渋谷駅前で故主の帰りを待ち続けたといわれ、それが新聞記事として紹介され、人々に感銘を与えた。このエピソードは1937年(昭和12年)に尋常小2年の修身の教科書にも採用された。

 渋谷駅前でハチは通行人や商売人からしばしばいじめや虐待を受けた。ある愛犬家がハチの話を東京朝日新聞に投稿、「いとしや老犬物語」として掲載され、その後ハチは「ハチ公」と呼ばれ可愛がられるようになった。
 ハチ公に関しては、大館市在住の干葉雄氏(82)が2012年に自費出版した「忠犬ハチ公物語ーハチ公はほんとうに忠犬だった(第3版)」が参考になる。

 私も忠犬ハチ公としてそのまま受け入れていたが、ハチが毎日のように渋谷駅に現れたのは、駅前の屋台で貰える焼き鳥が目当てだったという説もある事を知った。また、それに対する反論もある。ハチは屋台が出ない時でも教授が出勤、帰宅する朝9時と夕方16時は必ず駅に通っていたという。また、エサを貰えるようになったのは、駅通いしていた9年間のうち有名になった最後の2年間のみであった、と言う証言もある。

 秋田の論客のお一人である阿倍甲氏は昨年2月の朝日新聞紙上に、30年以上も前に文化人類学者深作光貞氏が「中央公論」誌に発表した「ハチ公は駅に餌をもらいに行ってた、ただの野良犬だった」、「ハチ公の行動は動物生態学上あり得ない」との論考を紹介している。深作氏は駅で餌を与えていた秋田県出身の方を特定したほか、何人かの証言を参考にしているとのことである。また、ハチ公の銅像は1934(昭和9〕年、ハチ公がまだ生きているうちに秋田県人商業会が宜伝のために建てたもので、商略的につくられた物語が、いつのまにか美談として修身の教科言に使われ、本や映画にまで引っ張りだこになった、というのである。

 私は阿倍氏の紹介した文献には当たっていないが、忠犬ハチ公が有名になるまでに秋田県人が何らかのかたちで関わっていたらしいことを初めて知った。


2/3(日)曇り時に晴れ間 家内は盛岡に 飯川病院日当直
1:00起床。新聞・文献チェック。iPhone家内のを誤って初期化。対応困難に。8:30飯川病院日当直に。終日読書、12:00検食、データ整理で過ごす。午睡若干。18;00検食、20:00就寝。

ネコの話題と画像を2編 忠猫トルドと犬を熱愛する猫 秋田魁新聞1月9日に掲載された記事と写真から。
 

『イタリア中部フィレンツェ近郊の小さな村で、亡くなった飼い主の墓に1年以上も木の葉や小枝などをお供えしている忠猫が話題になっている。地元紙によると、この描は白と灰色の毛並みの3才のトルド。中部モンタニャナの飼い主レンゾ・イォツェッリさんは2011年9月、71才で亡くなった。レンゾさんに生後3ヶ月で引き取られ、かわいがられてきたトルドは、葬儀当日も墓地までレンゾさんの棺を追い掛けた。翌日、妻のアダさんが墓地を訪ねると、墓石の上にアカシアの葉が置かれていた。その後もプラスチックのコップやティッシュペーパーなどか連日供えられるようになり、多くの目撃情報からトルドか置いていたことが分かった。アダさんは、夫にとても愛されたトルドが感謝の気持ちを表しているようだと話している。』



 写真で見る限り、白を基調とした理知的な表情の美猫である。うーん、この猫ならあり得るかも知れない。一年近くも続き、目撃情報もあるという。しかし、何のために・・と思う。
 人間は進化の過程で「他者の心を読み取る能力を獲得する」と言う。この能力を持つのは人間だけかとまだ論争が続いている。もしかするとこの猫トルドは飼い主の心を読み取って共感しているのかも知れない。同じように、私が小学校から高卒までの間13年一緒に暮らした猫は、私が飼っている伝書鳩が目の前にいても一度も襲ったことがなかった。私の気持ちが伝わったものだと思っている(記事全文と写真を魁新聞から引用させていただきました)。








 たまたまYou Tubeで見たいい写真。


 
 犬と猫のペアである。実に仲の睦まじい2匹である。猫の方はとてもとてもこの犬が好きで、もう我慢が出来ないと言った感じ。一方、犬の方は猫の濃密な愛の表現に戸惑っている感じであるが、猫が転びそうになるとそっと手で支えたりでとてもほほえましい。そのうち猫がカメラに気づき「ちょっと、あんた、何を撮してンのょ・・」とドスのきいた表情で迫ってきた。犬と猫の仲の良さそうな写真は時に見ることがあるが、これは格別である。


2/2(土)曇り・晴れ 温暖 
1:00起床。新聞、徒然他。除雪不要。蓄積文献整理、書籍修理。午後は春に向けて書斎の大掃除・整理。数ヶ月ぶりにレコードをかけた。本読み。20:00夕食、20:30就寝。

TPPへの参加(4) 日本の農業は国の補助で何とか維持されている  
 安倍内閣が発足して1ヶ月が経過した。デフレ脱却を第一の政策として精力的に働いている。
 そろそろ訪米の準備も始まっている。外交では何らかの成果が必要である。普天間然り、集団的自衛権の問題然り、TPP問題然りと、安倍内閣の前には対米交渉の中で難題が山積みである。

 自民党は総裁選挙公約の中で「聖域無き関税撤廃を前提とする限りTPP交渉に参加反対」としていた。TPP参加に反対という公約を掲げて当選した議員も多いし、自民党の支持基盤は農家が多いことも事実である。農業団体はこぞってTPP交渉参加に反対している。
 ところが高市政務調査会長は「交渉に参加し、条件が合わなかったら脱退という手もある」とTPPにたいして柔軟な考え方を示している。一方財界は「早期の首相訪米と交渉参加表明」を求めている等揺れ動いている。

 私は日本の農業は構造的に高コスト問題を抱えている。そんな中でTPPに参加する様なことがあれば日本の農業は壊滅するのではないかと危惧している。

 日本の農業の特徴は問題点は小規模農業であり、結果的に生産コストが高く農家の所得は低い。この問題点は長い間指摘されていながら、政治の壁があってなかなか大規模化になっていない。実際に、日本の農家は比較的広い規模の北海道を入れても平均1.8ヘクタール、コメに関しては1ヘクタール以下となっている。

 国は農家に対して補助制度で一定の収入を確保できるようしてきたが、この保証制度はしばしば政争の対象となっている。最近では、自民党の掲げる保証制度の支払い対象は4ヘクタール以上の規模の農家に支払う,としていた。一方、民主党は対象農家を限定しない戸別保証政策であった。自民はこれをばらまきと批判したが、結果的に農家の分断・選別政策として批判され、6年前の参議院選で自民は敗北した。
 民主党政権に代わって以降、農家への補助は膨大な額に達し、専業農家に限定する方針に変えようとしたが、選挙を意識して実現できなかった。2010年の農家所得は7年ぶりに増加した。

 OECD(経済協力開発機構)では、 世界人口の増加や、新興国の経済発展による需要の増加により、2025年には世界は深刻な食糧難におちいると予想している。そうなると食糧自給率の低い日本が大変な事態となる。ともかく国内の農家を保護して、食糧自給率を上げると共に、後継者対策が必要である。このような中でのTPPに参加すればわが国の農業はどうなるのか,私はまだ理解できていない。

 農業に対する保護政策は日本だけでなくすでにEU諸国やアメリカで広く実施されている。フランスでは農家収入の8割、スイスの山岳部では100%、アメリカの穀物農家の収入は5割前後が政府からの補助金だという。世界の農業は今後どうなっていくのだろうか。


2/1(金)曇り 大曲中通病院外来 
0:10起床、画像・録音データ整理一部廃棄、文献チェック、新聞PDF化、徒然など。雪2−3cmで除雪不要、7:00病院着。8:01こまち、8:45-13:30大曲中通病院内科外来。17:00帰宅、新聞、本読み。自転車、19:00夕食、20:00就寝。

秋田の雪(5)豪雪地帯大曲 建物の屋根に工夫が少ないのでは

 ところで、1月末日までの雪による事故死は本日発表された統計では北海道の18人に次いで12人で2番目に多いと言う。青森7人、山形5人、福島4人、長野3人などとなっている。
 本県の死亡者のうち10人が65歳以上である。

 屋根の雪下ろしはとても危険な作業である。死傷者が毎年でている。
 盛岡近郊はそれほど降雪はない。しかし、私も小学校のころから年に1-2回は雪下ろしをしていた。滑り落ちる雪で2-3ヶ所にあるストーブや炊事用の釜戸の煙突が破損するのを防ぐのが主であったため、それほど広く雪下ろしをしたわけではない。家の母屋は平屋建てであったが、屋根の真下には石灯籠とか散在していたから結構危険であった。屋根には命綱を付ける場所が数カ所つくられていたから子どもの私でも安全に出来た。

 今住んでいる家は総二階建てのために雪下ろしは到底無理、かつ敷地の幅ギリギリに建てたために三方は隣家の敷地に落雪する。落ちても実害はないのだが気分的には良くない。そのために雪が一気に滑落しないように屋根には4方向とも雪止めを付けている。豪雪の時は屋根がつぶれるのではないかと気をもむが、今までの所具体的被害はない。

 本日2月1日は雲一つ無い快晴で気温は8℃程度にまでなる予報であった。
 大曲の先週25日の降雪は激しかったものの最終的にはその日一日だけだったらしい。大曲市の幹線道路は両側にはうず高く雪が積み上げられているが路面には殆ど雪がなかった。また、道路から見える建物の屋根の積雪も30-60cmはあるが、この一週間の間にかなり雪下ろしが進んだようであった。ここ数日間の穏やかな気候が続いたので作業が一気に進んだと思われる。

 私はいつも不思議に思っていることがある。豪雪地帯では有史以前から豪雪だったと思うが、住宅の屋根にそれほど工夫がなされているようには様にはみえない。屋根の傾斜をきつくしてあるようには見えない。無落雪住宅も少ない。実に不思議である。比較的新しい住宅もそうである。建築のプロはそれなりのアイデアを持って施工主に提言しているのだろうか。

 屋根の融雪ヒーター、自動落雪装置など様々な方法が開発されているが、高価で一般的ではない。大曲の道路には一部融雪パイプが設置されている。これを屋根に応用できないのだろうか。降雪の時間帯だけ水をまくのはどうか。地域の事情がよく分からない立場からの提言で無責任かも知れないが、雪問題はとても人ごととは思えない。


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   年を通じてワンパターンで淡々とした毎日です。AM2:00-5:00にメールチェック・返事送付、人間ドック(HDD)判定・報告書作成、新聞切り抜き、病院・医師会業務など。
  月〜土曜は6:00頃出勤、HDD報告書印刷、外来書類処理など。病棟回診、HDD受診者とミーティングと診察。8:45-14:00外来とHDD受診者に結果説明。昼食は摂りません。午後は病院業務・医師会業務、各種委員会等に出席など。20:00頃帰宅。
  日曜・祭日もほぼ同様ですが、病院には午後出かけます。時間的に余裕無いのが悩みです。


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