秋田市医師会理事就任の挨拶

この度推薦され、初めて市医師合理事を務めることになりました。私の医師会員歴は秋田大学医師会も加えますとかなり長くりなりました。しかし、市医師会に入会してからのこの6年を振り返ってみても、数回の総会出席、何度かの予防接種の分担、内科の会への参加、などを除くと医師会の活動に積極的に関わったことはありませんでした。

 このような私が理事として与えられた任務を無事に果たせるのであろうかと、不安ではありますが折角の機会ですので精一杯頑張ってみようと思っております。幸い本箱のすみに数年分の市医師全会報が眠っておりました。いま3年分ほど通読してみておりますが、会員の諸先生方、各理事の先生方とも実に立派な文章を書かれ、かつ発言しておられるのには心から驚いております。広報、応急診療部門を担当することになりましたが、両部門について今後どのように発展させて行くべきかなど、まだ述べられる様な状態ではありません。今後勉強していきたいと考えております。私は今迄は医師会活動にさほど関心を抱くことがないまま漫然と医師会員歴を積み重ねてきたのですが、実際にはこの様な会員の方も多いのではないかと考えられます。

今後は医師会の立場からこの様な先生方にどうアプローチしていくべきかについても考えてみたいとも思っております。会員の諸先生にはご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

一理事 福田光之一

秋田市医師会報No247(平成4年4月号)



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